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社員インタビュー 01

INTERVIEW

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01

INTERVIEW

25歳 / 山梨県出身

入社6年目

雨宮 祐紀

YUKI AMEMIYA

生産部(ほうれん草)

仕事に緩急(夏:農繁期、冬:農閑期)があり、

活き活き働く同僚に魅せられて、和紙メーカーから転身!

Q.なぜアグレスに入社したのですか?

入社前は、和紙の製造会社に勤めていました。3勤交代制で、生活リズムを作ることが難しく、人間関係にも悩んでいたので転職を考えていました。そんな折、アグレスで働いていた友人に「一緒に働かないか?」と誘われました。彼が楽しそうに働く姿をいつも目にしていましたし、働き方の面でも夏は多忙ですが、冬は比較的自由に過ごせることに魅力を感じ、入社を決意しました。

 

Q.入社後は、どのような仕事を担当してきましたか?

ほうれん草生産の担当で。ほうれん草は播種(種まき)後、約30日で収穫になるため、1シーズンで4回作付けをします。社員の仕事としては、播種機で種を撒いたり、パートさんが収穫したほうれん草を選果場(調整室)に運んで梱包したりしています。ビニールハウスも250棟あるので、毎年数棟は台風の被害を受けるんですよ。そんな時は、社員と実習生で手分けしてハウスの張替えなども行います。

 

Q.アグレスのほうれん草の特徴を教えてください。

アグレスがある野辺山は標高1300mに位置し、日中は日差しが強く、朝晩はぐっと冷え込みます。そこで育つほうれん草は、シャキッと肉厚で甘みが強いのが特徴です。その品質や美味しさに魅力を感じ、アグレスのほうれん草を選んでくださるお客さんがいます。元々コツコツものづくりをするのが好きなので、育てた野菜の生育過程に寄り添えるのは嬉しいです。しかも、『高原野菜』としてお客さんに評価されるものを作れるのは楽しみでもあります。

 

生産から出荷までを社長の後任として行う!

Q.入社して6年目ですよね。入社以降、業務内容は変わりましたか?

今年から、ほうれん草の農場長をしています。昨年までは、土屋社長が農場長として圃場を管理していました。今は分からないことも多いですが、いつまでも社長に頼っているわけにはいかないので、ある程度の業務は自分の判断でこなせるようになりたいと思っています。担当する業務は色々ありますが、特に注意深く進めている業務が、潅水(水やり)です。水やりが生育を決めると言ってもいいくらい、作物に直接影響が出る業務なので。

 

Q.水やり以外には、どのような業務をされていますか?

契約先(出荷先)のお客さんとも僕がやりとりをしており、質の良いほうれん草を、契約先へ安定的に出荷できるよう管理をしています。圃場では、在籍する70名のパートスタッフが4チームに分かれています。前日までの生育状況をもとに、明日は「どの圃場に、どのチームを行かせるか」「誰にどんな作業をしてもらうか」など、細かく指示出しをします。こうやってポジションが変わり、全体感を持ちながら仕事をすることが多くなったことで、『ほうれん草を出荷するまでには、ものすごく繊細な作業や、地道な積み重ねが必要なんだな』と、改めて気付かされました。

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作付け面積30ha、スタッフ数90名で行う、ほうれん草栽培

Q.ポジションが変わったことでプレッシャーはありますか?

もちろんプレッシャーはありますよ。なぜなら僕の判断一つ一つが、作物の生育を左右することも多いですから。作付け面積で30ha、売上で2.5億円を挙げている農家は周りにほとんどいないので、改めて会社の規模にびっくりします。農場長として僕が売上の一端を担っていると思うと、もちろんやりがいはあります!今はプレッシャーや不安のほうが大きいですが、僕の性格をわかっているのか、そういうときに社長や周りの社員や実習生、パートの方々が声をかけてくれるので、本当に助けられています。

社歴や年齢に関わらず

自由に意見を言い合える職場環境

Q.ところで「アグレス」の由来は「日本一アグレッシブな農家になろう」という想いから来ていますが、みなさん実践していますか?

社長は、もちろん実践していますね!山浦さん(未来開発室のリーダー)や、金子さん(露地野菜チームの農場長)は、その想いを共有しており、アグレッシブで熱い方達だなと思います。

僕は、、、彼ら程、熱血マンではありません。仕事に対して、やる気はあります。でも、ガツガツ系ではないですね。笑

 

Q.そのようなメンバーに、想いが根付いているのは、なぜだと思いますか?

僕が入社してから3年間くらいは、勢いに任せて何でもやろうという雰囲気がありました。アグレスがある長野県・野辺山は、戦後に開拓された土地なんですよね。何もなかった場所で様々な困難にぶつかりながらチャレンジし続けた結果、ほうれん草の一大産地を作りあげられました。そういった方たちの想いが野辺山には根付いているんでしょうね。アグレスだけではなく地域の方々からも、そうしたアグレッシブさを感じます。

 

Q.ここ数年入社する社員も増えていますね?

はい、2017年と2018年で5名入社しています。1年前(2017年)には、アグレスで初の女性社員(佐野さん)も入社し、雰囲気が変わりましたね。今までのアグレスは、力仕事が多く、男社会のような印象がありましたが、女性も働けるようなバランスの良い会社に変わってきているのだと思います。とはいえ、佐野さんも100馬力近いトラクターを乗り回してるので、他の農業法人で働いている社員と比べると、アグレッシブだと思います。笑

 

Q.平均年齢は何歳くらいですか?

平均すると、20代後半ですかね。社長や熱血マンたち(笑)は30代ですが、最近入社する社員は20代が中心です。年齢や性別、パート・外国人実習生などで区別することがないので、みんな仲が良く、とても居心地が良いです。様々な経歴を持つ方がアグレスに集まっていますが、自分の意見を言い合える職場環境が僕は好きです。

趣味のものづくりが高じて、資材室の整理整頓も?!

Q.話は変わりますが、この前、資材置き場をキレイにしていましたよね。雨宮さんは片付けが好きなんですか?

高校時代は、建築系の学校に所属していたので、ものづくりが好きなんですよ。仕事終わりにはDIYで棚や包丁の柄を手作りしています。今年は露地野菜の生産を大規模にスタートしましたし、J-GAPも取得する予定なので、肥料や資材置き場は、ほうれん草と露地野菜で、分けて管理する必要があったんです。ほうれん草の担当のときに、資材を探しても見つからないことが多かったので、みんなが気持ちよく仕事をする意味でも整理する良い機会だなと思ったんですよ。

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やる気、根性、何事も楽しむ気持ちが大事!

Q.1日のスケジュールを教えてください。

夏は7時半からパートリーダーを含めてのMTGが始まります。午前中は畑を見て回り、潅水を行います。今年(2018年)は日差しが強く、畑の乾燥が早いので、一つ一つの畑に何回かに分けて潅水を行うこともあります。一通りの仕事が終われば、趣味の時間です。資材室の農業用具や肥料を入れるBOXを手作りしています。家に着く頃にはだいぶヘトヘトなので、ご飯を食べてお風呂に入ってすぐに寝てしまいますね。

 

(夏) 起床:5時 → 始業:7時 → 退社:18時 → 就寝:22時

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(冬) 起床:7時半 → 始業:9時 → 退社:16時 → 就寝:23時

11月までにほうれん草の収穫が終わるので、露地野菜チームに混じって、レタスのマルチ張りなどの作業を行います。畑の片付けやビニールハウス剥がし、倉庫の掃除などをしています。冬は雪山でスキーを思う存分楽しむ社員もいれば、長期休暇を取って旅行に行く社員もいますよ。

Q.アグレスにはどんな方が向いていると思いますか?

やる気、根性、その場を楽しめる資質を持っている方です。アグレスの社員は「日本一アグレッシブな農家になる」という想いを持っています。だからこそ、みんな現状に満足せず、新しいことにどんどんチャレンジしていて、成長速度も早いです。

 

Q.入社を検討している方に、伝えたいメッセージはありますか?

何事にも逃げずに立ち向かえる方であれば大丈夫です。アグレスには、そういう姿勢で働いている方が、外国人実習生やパートを含めて多いので、ベースに同じ気持ちがあれば、みんなで支え合ってやっていけると思います。

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