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社員インタビュー 06

INTERVIEW

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白崎 雅和

MASAKAZU SHIRAZAKI

埼玉事業部

06

INTERVIEW

25歳 / 埼玉県出身

入社1年目

学生時代に立ち上げた団体が

アグレス入社の縁だった

Q.なぜ、アグレスに入社をしたのですか?

前職は農業専門の人材紹介会社でした。およそ2年間、全国の農家さんへの求人に関する企画提案(人材紹介)を行っていました。やりがいや学べることもたくさんありましたが、仕事をすればするほど「人材紹介だけでなく、自分が現場に入って農業を盛り上げたい」という気持ちが強くなっていきました。

そんなとき、大学生の頃から親しくさせてもらっていた土屋社長と久しぶりに再会し、アグレスへ誘っていただいたんです!「いずれは自分で農業をしたい」と思っていたので、声をかけてもらったときは本当にうれしかったです。

 

Q. 大学時代に学生と農家を繋ぐFavo(ファヴォ)という団体を起ち上げていますよね。

設立の経緯を教えてください。

千葉大学・園芸学部に入学したとき、「僕は農業やってやるぞ!」という熱い想いを持っていたのですが、同級生の雰囲気は僕と全然違いました。みんな銀行や公務員などへの就職を考える人たちばかりで、農業に対する温度差に愕然としたことを覚えています。

僕は高校時代から農業に魅力を感じていたので、もっと多くの人に農業を好きになってほしかった。あわよくば自分と同じように就農を目指してほしかったんです。

そこで、学生が農家さんと繋がる機会が増えれば、農業を好きになる人がもっと増えるんじゃないかと思い、同じ想いを持った大学の仲間とFavoという団体を起ち上げました。

 

Q. Favo設立の背景に、アグレスも深く関わっているそうですね。

そうなんです。大学1年生のとき、友達の代理で参加した農業系のイベントにアグレスの土屋社長が参加していました。それが僕と社長の出会いです。

当時は「学生の自分にできることはなんだろう」と模索している最中でした。

そこで、イベントで仲良くなった土屋社長に「農業をもっともっと好きなってくれる人を増やしたい!農家と学生を繋ぎたい。だからアグレスに実習に行かせてもらえないか」と自分の想いをぶつけてみたんです。

すると社長はニつ返事で「もちろん、来なよ!」と言ってくれました。

「自分の想いに共感して応援してくれる農家さんがいる。自分は一人じゃない。」と確信できたことが励みになり、その後のFavo設立に繋がったんです。

それからというもの、多くの学生を連れて何度も何度もアグレスがある野辺山に足を運びました。そういえば、その頃から「うちで働かない?」と冗談半分で誘ってくれていました。笑

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マネジメントに重要なのは、

どれだけうまく仕事の段取りを組めるかどうか

Q. 大学生の頃からアグレスを知っていたんですね。

入社してから農業の印象は変わりましたか?

想像以上に大変だったのは、自然の影響です。朝にキャベツの苗を2万株ほど植えて、夕方には猛暑でほとんど萎えてしまったときは、さすがに、凹みましたね。

どれほど頑張ろうとも自然には抗えないので、予測して、いかに対策するかが重要だと思っています。対策と同じくらい大事なのは、どれだけうまく仕事の段取りを組めるかです。日々、僕と佐野さんで当日の作業を決めて、やりきるための段取りを組んで実習生に指示を出しています。

現場監督として臨機応変に対応し、人員配置や作業を決めて、人を動かす必要があるので「アグレスの仕事はこんなにも頭を使うのか!」と感じています。

Q.入社から今まではどういった仕事を担当していますか?

4月に入社してから2~3週間は、アグレス全体の仕事を学ぶために怒涛の勢いでいろいろな圃場を回りました。一通り学んだ後、今年から本格的に生産が始まった露地チームでレタスや白菜を生産しています。

 

Q.スキルアップのために意識していることはありますか? 

僕は今、定植と収穫を主に担当しています。定植に関しては、生産性をいかに上げるかを常に意識しているので、入社当初は苗を200株植えるのに12分かかっていましたが、今は7分ほどで作業ができています。

生産性において、よい指標になるのが実習生なんですよ!僕よりもはるかに先輩で、目が丸くなるほど、作業スピードが早いんです。彼らに1日でも早く追いつけるように日々、努力しています。収穫においては、翌日出荷する分のダンボールを組み立てる仕事があります。小さなことかもしれないけど、ダンボール1つとってもお客様の元に届くものだから、見栄え良くきれいに組み立てたいんです。定植も収穫も一つ一つ丁寧にやれば、気づけることや見える景色が違ってきますよ。

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作業者としてではなく

プレイングマネージャーとして働ける

Q. 指示をする側の人間として意識していることはありますか?

入社から1ヶ月後には、実習生に対して収穫の指示出しを行っていました。当然ながら、彼らのほうが自分より仕事が早いですし、一連の流れも分かっています。アグレスに入ったら、まずはいかに実習生の信用を得るかが重要だなと思います。彼らがいなければ畑は回りませんから。

実習生に認めてもらうには、必死に動いて背中で語るしかありません。覚えたことはすぐに実践して走れるところは走るなど、日々認めてもらうための努力をしています。

 

Q. やりがいはなんですか?

プレイングマネージャーとして、自分で組んだ段取りをみんなと作業しながら進められることです。今の露地チームは正社員3名です。僕と佐野さんは、当日の作業指示を出しながら実習生とともに定植や収穫を行い、作業後にミーティングをしてリーダーの金子さんに当日の振り返りと翌日の作業計画を共有します。自分の頭で考えた進め方に対して「いいね。それでいこう!」となったときは最高に嬉しいですね。 

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Q. アグレスの強みは何ですか?

主軸のほうれん草は面積で約8ha、そこにビニールハウス250棟を管理しています。

ハウスの修繕や手作業での収穫には、多くの人員が必要になりますが、頼りになるパートさんや実習生が90名以上いるので安心です。これが圧倒的な強みだと思います。

ただ野菜を作るだけの組織ではない

農業界にイノベーションを起こせる会社

 

Q. 社内で尊敬している人はいますか? 

もちろん!尊敬している人はたくさんいます!同い年の雨宮さんは、ほうれん草の副農場長としてばりばり仕事をしているし、露地チームのリーダーである金子さんは常に動き回って、全体のマネジメントをしています。未来開発室の山浦さんは、自分のやりたいことを仕事にして収益を上げようと毎日全力で頑張っています。

僕は仕事でネガティブになることもありますが、こういう人たちといると自然とポジティブになれるので、本当にありがたいです!壁にぶつかっても「できるかできないかではなく、やるかやらないか。だったらやるしかない。」と限界に挑戦できるようになりました。

 

Q. 1日のスケジュールを教えてください。

(夏) 起床:3時半 → 始業:5時 → 退社:17時 → 就寝:23時

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(冬) 起床:7時  → 始業:8時 → 退社:16時 → 就寝:21時

 

Q. 今後の目標ありますか?

2017年12月から生産を始めた埼玉農場の、農場長になることを目標にしています!今のうちに仕事の段取り力や人員のマネジメント力など、農場長にふさわしいスキルを身に付けたいです。そのための努力をこれからも続けていきます。

 

Q. 入社を検討している方に、伝えたいメッセージはありますか?

自分の時間を作るのは大変ですが、それ以上に楽しい人達と大自然の中で思いっきり働けてやりがいもある。目標をみんなに共有していけば、みんなが応援してくれるので、自分のやりたいことができます。僕にとっては最高の職場です!アグレスは、ただ農業の現場で働くだけ、ただ野菜を生産するだけの組織ではありません。農業界にイノベーションを起こせる会社だと、僕は思っています。

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